バス釣り初心者必見!ロッドの選び方のポイントと使い分け!パワー(硬さ)、テーパーとアクション、素材(弾性、グラス)について

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バス釣りのロッド(竿)は色々な種類がありますが、バスフィッシング用のロッドの特徴を理解し、ロッドの使い分けや自分に最適なロッド選びのポイントを説明させて頂きます。

 

この記事は、バス釣り(バスフィッシング)をやり始めて自分の使いたいルアーや釣りのスタイルが決まってきた、初心者、中級者向けの記事です。

 

この記事で分かる事!

・ロッドの主な部位の名称。

・ロッドの特徴を決めている各要素の説明。

・ロッドの使い分け。

・ロッド選びのポイント。

 

 

バス釣り用のロッドの使い分けや選び方のポイント

 

バス釣り用のロッドを使い分けするには、ポイントになる要素があります。

 

まずロッドの各部の名称の確認をしていきましょう。

 

ロッドの部位の名称

 

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図の部位の名称で全てではないですが、個人的には大体上記の図の名称(ティップ、ベリー、バット、ブランクス(ブランク)、ガイド、トリガー、リールシート、グリップ)を覚えておけば、問題ないと思います。

 

ロッドの特徴を決めている要素

 

ロッドの特徴を決めている要素は基本的に、

 

ポイント

・素材

・パワー(硬さ)

・テーパー

・長さ

 

です。

 

同じ素材を使っても製法によって違いが出てくるとは思いますが、各要素の基本的な特徴は次のようになっています。

 

ロッド素材(高弾性、中弾性、低弾性、グラス、グラスコンポジット)

 

ロッドには主に、高弾性、中弾性、低弾性カーボン、グラスを使用したロッドがあります。

 

基本的には、高弾性の方が薄巻き、低弾性の方が厚巻きです。

 

また、高弾性カーボンロッドは硬く、復元力、反発力が強いので、キャストの際は慣れがいります。

 

高弾性カーボンのロッドは無理な曲げ方や傷に注意しないと、ロッドを破損する(折れる)可能性がありますが、その反面高感度で軽量という高いメリットもあります。

 

グラスロッドは製品数自体が少ないです。

 

グラスコンポジットというグラスとカーボンを組み合わせた物が主流になります。

 

高弾性カーボンのロッドはジグ、テキサスなどの掛ける釣り、低弾性カーボン、グラスコンポジットのロッドは巻物に向いています。

 

特徴は、以下のようになっています。

 

高弾性カーボンのロッド

 

・高感度

・軽量

・値段が高い

 

低弾性カーボンのロッド

 

・魚をばらしにくい

・強度が高く丈夫

・値段が安い

 

グラスロッドの特徴

 

・魚をばらしにくい

・バイトを弾かないのでのりがよい

・重い

 

 

ロッドパワー(硬さ)

 

ロッドパワー(硬さ)は主にウルトラライト(UL)、ライト(L)、ミディアムライト(ML)、ミディアム(M)、ミディアムヘビー(MH)、ヘビー(H)、エキストラ(エクストラ)ヘビー(XH)があります。

 

メーカーによってはXXH、XXXHなども存在しますが、基本的にはULが一番柔らかいロッドになり、XHに向かって硬く、ロッドパワーがあるロッドになります。

 

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UL~L

 

軽量ルアー、乗せやすい、シェイクなどの繊細なアクション、ルアーの重さを乗せやすいからキャストし易い

 

ML~M

軽量~中量ルアーが扱い易く、バーサタイル(万能に扱える)

 

MH~XH

中量~重量ルアー、パワーがありカバー周りで使用できる。

 

柔らかいロッド、硬いロッドのメリット

 

柔らかいロッドのメリット

 

・バレにくい。

・バイトをはじきにくくのりやすい。

・軽い。

 

硬いロッドのメリット

 

・フッキングが決まりやすい。

・魚を強引に寄せられる。

 

テーパーとアクション(調子)

 

テーパーはエキストラ(エクストラ)ファストテーパー(X、FF)、ファストテーパー(F)、レギュラーファストテーパー(RF)、レギュラーテーパー(R)、スローテーパー(S)があり、ロッドアクションは基本的にファストテーパーが先調子、スローテーパーが胴調子の物が多いです。

 

先調子はロッドの先端から近いところから曲がり、胴調子はロッドの中央あたりから曲がるロッドの事です。

 

テーパーとアクションは必ずしも一致しませんが、基本的に以下の図の様になっています。

 

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他にもロッド全体が曲がるパラボリックス等の種類もあります。

 

各テーパーの特徴は、

 

エキストラ(エクストラ)ファスト

 

・繊細なアクションをつけやすい。

・ばらしやすい。

・キャストが難しい。

・ワーム等縦の釣りにむいている。

 

ファスト

 

・ルアーにアクションがつけやすい。

 

レギュラーファスト

 

・比較的アクションがつけやすい。

・巻物も扱える。

 

レギュラー

 

・バーサタイルに使用できる。

 

スローテーパー

 

・巻物(横の釣り)にむいている。

・ばらしにくい。

 

ファストテーパーとスローテーパーのメリット、デメリット

 

ファストテーパーのメリット、デメリット

 

・アクションがつけやすい

・縦の釣りに向いている。

・フッキングし易い。

・キャストがし難い。

 

 

スローテーパーのメリット、デメリット

 

・重量ルアーが扱い易い。

・横の釣りに向いている。

・ばらしにくい。

・アクションが付けにくい。

 

 

となっています。

 

 

ロッドの長さ

 

ロッドの長さは、

 

1ft30.48cm

1in2.54cm

 

となっていて、昔は6ftが初心者向きと言われていました。

 

近年では長いロッドがおおくなっていて6ftのロッドは少ないので、短めのロッドの方が初心者向け程度に覚えておけば大丈夫です。

 

フィールドや使用するルアー、自分の身長、筋力によって扱い易いロッドは変わってきます。

 

個人的には琵琶湖で遠投をするスタイルの釣りなら、7ft程度の長さがあった方が良いと思います。

 

逆に、周りに障害物が多い野池や足元や近い場所に頻繁にキャストをするスタイルの釣りなら、短い方が手返し良いので楽な場合もあります。

 

長さによるメリットは以下の様になっています。

 

短いロッドのメリット(6ft程度)

 

・感度が良い。

・キャストの精度が良い。

・軽い。

・値段が安い

・足元が釣りやすい。

・持ち運び易い。

・周りに障害物があっても扱い易い。

 

長いロッドのメリット(7ft以上)

 

・飛距離がでる。

・バレにくい。

・アワセ易い。

 

まとめ

 

ロッド(竿)の要素は一長一短なので、各要素の特徴を理解して、自分が扱い易い最適なロッドを選べるようになりましょう!

 

まだどういう釣りをやりたいか決まっていない、初心者におすすめのロッドは、

 

初心者におすすめのロッド

・中弾性カーボン

・ミディアムパワー

・レギュラーテーパー

・6ft程度(6ft以上)

 

のロッドです。

 

 

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