バス釣りのロッドは細分化されている為、このクランクベイトにはこのロッド、このスピナーベイトにはこのロッドと揃えていると、ロッドの本数に切りがありません。
おかっぱりとボートで持って行くと良いロッドの本数について、個人的な意見になってしまいますが、バス釣りを始めて間もない方が用意すると良い本数を考察していきます。
・バス釣りで用意するロッドの本数。
おかっぱりとボートで持って行くロッドの本数
結論から言うと、おかっぱりではロッドを2本までにした方が良いです。
ボートでの釣りは同船者がいない、スペースが広めの大きいバスボート等、制限が無ければ8本程度は問題ありません。
私の場合は同船者がいる事が多いので4セット程度にしています。
何故上記の様な本数になったのか、理由を確認していきましょう。
ロッドの本数についての個人的な意見
良くバス釣りの動画をみると、おかっぱりで複数本のロッド(2~3本)を持ち歩いています。
ロッドホルダーを使用したりしていますが、実際に複数本持ち歩くと、色々なトラブルに苛まれます。
移動の際やキャスト時に予備のロッドが引っ掛かかりますし、地面に置いておけば踏まれたり、落水させてしまったりと本当に厄介です。
私は、ストレスなく釣りができるのと、機動性の問題からおかっぱりではベイトタックル1本しか持ち歩きません。
車などに別のタックルを積んであったりはしますが、バーサタイルロッドにダイワさんのSVTWシリーズのリールを使えば、軽い物からビッグベイトまで快適にキャストする事ができるので、特に必要性を感じていません。
ランディング時に魚をバラした際は、ランディングネットを持っておけば、と後悔する事は度々ありますので、ロッドの代わりにランディングネットは持ち歩いています。
ランディングネットはなくていいよ、という方はロッドを複数持って行っても良いと思いますが、ランディングネットにロッドを複数持つのは、移動が億劫になるので個人的にはおすすめしません。
ボートで釣りをする際は、複数ロッドがあっても多少足元の邪魔になるぐらいで、特に問題はありませんが、意外と最初だけ用意した組み合わせを使い、状況に合わせてルアーをチェンジする為、正直なところ複数のロッドを持ち込むメリットは薄れます。
複数のロッドを持ち込むなら大量に持ち込むか、趣味の範囲であればある程度絞ったほうが快適に釣りができます。
ロッドを複数持ち歩くメリットは
・とっさに別のルアーでフォローのアプローチ出来る。
・専用タックルによりバランス良く快適な釣りが出来る。
・ロッドの破損やバックラッシュなどのトラブルが発生した際に、釣りを続行出来る。
といったところで、専用タックルがあるとロッドによってはラインブレイクやバラしを軽減したり、フッキングがよくなったり、軽量だったり、高感度だったりする為、ブラックバスをより釣りやすくなるのがメリットです。
ロッドを複数持ち歩くデメリットは
・本数が増える分だけ機動性が損なわれる。
・キャストの際にキャストしにくくなったり、ロッドに引っ掛かったりする。
・ロッドを持ち歩く事によりストレスがたまる。
・ロッド破損の危険性がある。
・ロッドが落水する危険性がある。
・ロッドの盗難の恐れがある。
と機動力とキャストの際に邪魔になる意外は、バス釣りには直接は関係ありませんが、致命的なデメリットが多いです。
以上の事から私は、極力持ち歩くロッドの本数を減らすべきだと考えています。
まとめ
ナイロンラインが向いている性質のルアー、フロロカーボンラインが向いている性質のルアーを交代で使いたいときは、ロッドを複数持ち歩かなくても、リールだけ複数持つという折衷案もあります。
自分のスタイルが決まるまでは、いろいろなルアーやタックルを使いたくなる気持ちもわかりますが、今回はこの釣り方でいくと、ある程度絞って割り切るのも大事ではないでしょうか?
意外とルアーを絞ってやり通す事で、釣る為にいろいろな工夫をします。
工夫をしているうちに、今まで気付かなかった釣り方に気付くというメリットもありますので、割り切って釣りをしてみる事もおすすめします。