神奈川県足柄下郡箱根町の芦ノ湖はバス釣りで人気のフィールドです。
この記事は初めて芦ノ湖に行く方や芦ノ湖のポイントを把握したい方向けの記事です。
・芦ノ湖の特徴。
・芦ノ湖のポイント。
神奈川県足柄下郡箱根町「芦ノ湖」の特徴
神奈川県足柄下郡箱根町に位置する芦ノ湖は、早川水系の県内最大の湖です。
周囲約21.1km、水深は深いところで約43.5mあります。
水質はクリアウォーターです。
ブラックバスが赤星鉄馬によって日本で初めて放流された湖で、バス釣りは勿論、ニジマス等の釣りも盛んです。
また、釣り以外にもリゾート施設が湖畔にある事や遊覧船が運行している事等、観光地としても有名で、家族で観光を楽しむ事もできます。
釣れるブラックバスのサイズは、近年ロクマルもあがっているので、ロクマルクラスを狙う事も充分可能です。
ブラックバス以外に釣れる魚は、ニジマス、ブラウントラウト、コーホーサーモン、イワナ、ヤマメ、ワカサギ、コイ、フナ、ウグイなどです。
特にニジマスは、70cmオーバーの実績もありますので、ニジマスの型狙いの方も楽しむ事ができます。
遊漁料について
遊漁料は一日1,500円で、年券は18,500円です。
中学生以下は無料です。
遊漁券は近隣のコンビニや商店、レンタルボート店で購入することが可能です。
遊漁券は店売り以外にも、現場売りもありますが、一日3,000円と高額になる為、必ず釣りをする際は、事前に購入しておく事をおすすめします。
詳しくは、以下のリンクから芦ノ湖漁業協同組合事務所さんのホームページを参照して下さい。
レンタルボートについて
芦ノ湖のレンタルボートは、料金が一律になっています。
「芦ノ湖フィッシングセンター おおば」さん
TEL:080-8123-4835
芦ノ湖で最北にあるレンタルボート店さんです。
食事をとることも可能で、レンタルボートには半日の料金設定があります。
また、ホームページには水温データや釣果情報などが掲載されています。
詳しくは以下のリンクから、おおばさんのホームページを参照して下さい。
「お食事処・つり舟 うえ乃」さん
TEL:0460-84-8471
うえ乃さんはお食事処も経営されているレンタルボート店さんです。
昼食の際などは利用されてみては如何でしょうか?
詳しくは以下のリンクから、うえ乃さんのホームページを参照して下さい。
箱根 芦ノ湖 湖尻 〜 お食事処・釣り船 うえ乃 〜 * 食事 ボート 釣り 船 観光 ライブカメラ *
「魚釣倶楽部 仁屋」さん
TEL:090-7444-9997
仁屋さんは免許不要艇がレンタル出来るレンタルボート店さんです。
EcoOneポークルアーの取扱もあるようです。
詳しくは以下のリンクから、仁屋さんのホームページを参照して下さい。
魚釣倶楽部 仁屋(フィッシングクラブ ジンヤ)| 箱根 芦ノ湖・湖尻のレンタルボート / 免許不要艇
「お食事処つり舟 おか本」さん
TEL:0460-84-8488
おか本さんでは、ボートレンタルの他に食事を取ることも可能です。
レンタルボートは半日料金の設定があります。
詳しくは以下のリンクから、おか本さんのホームページを参照して下さい。
「フィッシングショップ ノザキ」さん
TEL:0460-83-6167
ノザキさんは元箱根湾に位置するレンタルボート店さんです。
ホームページではフライやスプーン、ハンドメイドミノーなどの販売や芦ノ湖の釣りで役立つアドバイスなども掲載されています。
詳しくは以下のリンクから、ノザキさんのホームページを参照して下さい。
「湖水荘」さん
TEL:090-3089-1640
箱根湾に位置するレンタルボート店さんです。
ボートの詳細などは不明ですが、釣果情報などはホームページで確認する事ができます。
詳しくは以下のリンクから、湖水荘さんのホームページを参照して下さい。
「すずきボート」さん
TEL:090-3217-2164
スズキボートさんはX(旧:Twitter)で釣果情報などを確認する事が出来ます。
以下のリンクから、スズキボートさんのXも参照して下さい。
「福井釣船店」
TEL:090-3222-4074
福井釣船店さんはフェイスブックで釣果情報などが確認出来ます。
以下のリンクから、福井釣船店さんのフェイスブックも参照して下さい。
「かまくらボート」
TEL:080-7513-6641
かまくらボートさんはフェイスブックでボートの料金や、釣果情報が確認できます。
以下のリンクから、かまくらボートさんのフェイスブックも参照して下さい。
禁漁区(釣り禁止場所)等注意事項について
芦ノ湖は、12月14日から2月末まで禁漁期間になります。
遊漁時間は、日の出1時間前から日没1時間後までなので注意して下さい。
立岩と百貫ノ鼻を結んだ線から西側は釣り禁止(禁漁区)になっています。
ワームの使用は禁止です。
オオクチバスは25cm以下の採捕が禁止されています。
持ち帰り出来る数にも制限があり、5匹までとなっています。
エサ釣りの場合、3月1日から5月31日までの間は竿の先から仕掛けを15m以上延ばしての釣りは禁止です。
また、亀ヶ崎から三ツ石を結んだ線から西側は、3月1日から4月30日までの間、岸からのエサ釣りは禁止です。
その他にも、3月1日から4月30日までの間で漁協が公示した期間は、芦ノ湖全域で岸からのエサ釣りが禁止になるので注意して下さい。
詳しくは、以下のリンクから芦ノ湖漁業協同組合事務所さんのホームページを参照して下さい。
「芦ノ湖」のバス釣りポイント
芦ノ湖のバス釣りポイントをご紹介させて頂きます。
「湖尻水門周辺」
早川に位置する湖尻水門周辺のポイントです。
早川は芦ノ湖で一番大きいアウトレットです。
水門が開いているときは水が動くのでチャンスです。
早川(湖尻水門付近)は釣り禁止なので、本湖側のチャンネルラインや岩、ブレイク、杭などの変化を狙っていきましょう。
「湖尻湾」
湖尻湾は芦ノ湖最大の湾です。
湾内には桟橋や岩、レイダウン、杭、ウィードなどの変化がありますが、レンタルボート店が近い事もありプレッシャーは高めです。
点在する変化を探っていきましょう。
「九頭竜神社周辺」
九頭竜神社周辺は湖の幅が狭くなっているポイントです。
水通しが良く島やスタンプ、岩、レイダウン、杭、ブレイク、ウィードと変化が豊富にあるのが特徴です。
「和田の角、かえる石」
通称和田の角、カエル石と呼ばれるポイントです。
風や水の動きの影響を受けにくく水温が安定しています。
また、岸際のレイダウンや隠れ根などが絶好のカバーとなっており、大型の実績も高いエリアです。
「箱根園」
箱根園と呼ばれるポイントです。
箱根園周辺は遠浅の地形になっており、ウィードが主な変化になるエリアです。
おかっぱりが少ない時はチャンスなので狙ってみましょう。
「山の神」
通称山の神と呼ばれるポイントです。
山の神より北側(龍宮殿周辺)は急深エリアになっていますが、山の神周辺は岸際の水深の変化が緩やかになっています。
ワンド状になっており、雨量計、大きな桟橋があるのが特徴的です。
ボトムの変化を中心に探っていきましょう。
「成蹊」
蛭川が流れ込む成蹊と呼ばれるポイントです。
地形変化が豊富で張り出している部分やブレイクに絡む岩などの変化があります。
成蹊から南側の山のホテルにかけて遠浅になっており、ウェーディングの人気エリアになっています。
「元箱根湾」
元箱根湾周辺のポイントです。
元箱根湾はウィード、ブレイク、倒木、湧水、杭、マンメイドストラクチャー(マンメイドカバー)などの多彩な変化があります。
また、護岸されている場所があり、おかっぱりも可能なエリアです。
北側の神社下と呼ばれるエリアは、岩が点在しています。
南側の白鳥ワンドと呼ばれるエリアは、南西の風に強く、フィーディングスポットになっています。
「箱根湾」
箱根湾周辺のポイントです。
湾内は明神川の流れ込みやウィード、杭、桟橋等が主な変化になります。
ワンドの東側の入り口付近はコベリの鼻と呼ばれるエリアで、水通しが良く、沖への大きな張り出しがあります。
ワンド西側の入り口付近は三ツ石と呼ばれるエリアで、遠浅の岩場のエリアになっています。
「白浜」
白浜と呼ばれるポイントです。
水中岬や馬の背、サンドバーなどの地形変化が豊富なエリアです。
ブレイクラインの変化を探っていきましょう。
また、杭や倒木、桟橋、岩等の目に見える変化もあるのでチェックしていきましょう。
「箒ヶ鼻」
箒ヶ鼻と呼ばれるポイントです。
岩場の張り出しがあるのが特徴的なエリアです。
張り出し周辺のブレイクライン等を探ってみましょう。
「百貫の鼻」
百貫の鼻と呼ばれるポイントです。
付近には芦ノ湖最深部があり、急深で岩場のエリアになっています。
北側の立岩と百貫の鼻を結んだラインより西側は、禁漁区なので注意して下さい。
「立岩」
立岩と呼ばれるポイントです。
水通しの良いポイントで、急深エリアになっています。
大型を狙えるポイントとして人気です。
南側の百貫の鼻と立岩を結んだラインより西側は、禁漁区なので注意して下さい。
「小杉の鼻」
小杉ノ鼻と呼ばれるポイントです。
湖の幅が狭くなっており、水通しが良く急深の岩場になっているエリアです。
大型が期待できるポイントです。
「深良水門周辺」
深良水門周辺のポイントです。
深良水門はアウトレットになっており、水の動きがあります。
水門の北側は岩が点在している浜になっています。
また、ポイント周辺には杭、桟橋、ウィード、沈船などの変化があります。
「七里ヶ浜」
七里ヶ浜と呼ばれるポイントです。
七里ヶ浜はウェーディングの人気エリアになっているので、ボート釣行の際は注意が必要です。
南側の岬周辺が水通しが良く好ポイントになっているので、岬周辺のブレイクを探っていきましょう。
まとめ
芦ノ湖は日本で初めてブラックバスが放流された湖で、大型のブラックバスやトラウトが狙えるフィールドとなっています。
まだ、芦ノ湖で釣りをした事がない方は、一度芦ノ湖に挑戦されてみては如何でしょうか?