バス釣りを初めて間もないと聞き慣れない言葉が沢山出てきます。
そんな聞き慣れない言葉の一つのカレントですが、バス釣り攻略の重要なファクターになります。
今回はカレントについてご紹介させていただきます。
・カレントの意味。
・カレントの特徴。
・流れのヨレや反転流について。
・カレント(流れのヨレや反転流)の見つけ方。
カレントとは
カレントとは水の流れの事です。
川の流れや風による流れ、ダムの放水で発生する流れ等、水の流れはカレントです。
カレントが何故バス釣りを攻略する上で重要になるかカレントの特徴を説明させて頂きます。
カレントの特徴
基本的にはカレント(水の流れ)によって水質が良くなり、水が動くので酸素も供給されます。
ベイトが多く集まり、ブラックバスなどのフィッシュイーターには欠かせないポイントになります。
夏の水温が高い時期は、水の流れにより水温が高くなりにくく安定している為、一級ポイントになります。
また、水の流れが障害物にあたると流れのヨレや反転流が発生します。
流れのヨレや反転流について少し説明させて頂きます。
流れのヨレや反転流とは
流れのヨレや反転流は、水の流れと岩、橋脚等といった障害物やストラクチャー(地形変化)によって発生します。
水の流れが障害物によって変化します。
障害物後方の変化した流れが流れのヨレです。
また、流れが障害物によって渦を巻く形になり、流れと反対方向に流れる事を反転流と言います。
カレントを攻略する上では、流れのヨレと反転流は欠かせない要素になります。
カレント攻略のポイント
カレント攻略のポイントは流れのヨレと反転流です。
流れのヨレや反転流は基本的に流れが緩やかになっています。
泳力の低いベイトフィッシュなどが流れてきます。
ブラックバスは泳ぐ事にエネルギーを消費せず、エサを確保出来るので流れのヨレや反転流で待機している事が多いです。
もちろん流れがあるところにエサを捕食しに行くこともあるので、狙うポイントを絞る場合等に活用して下さい。
カレント(水のヨレや反転流)の見つけ方
池や湖でのカレントの見つけ方は、流入河川等の流れ込みやハードボトムを探すという方法があります。
※流れ込みは伏流水といって表面上が涸れていても、地下を通って流れ込む物もあります。
※流れがある場所では水底の堆積物が流される為、ハードボトムになっている場合が多いです。
流れを見つけたら流れのヨレや反転流を探っていきましょう。
障害物や突出した地形変化付近の水面をよく観察したり、トップウォータープラグを浮かべて流れをみつける方法があります。
カレントの効いた場所では、基本的にベイトを捕食したいやる気のあるバスが多いので、ベイトフィッシュに似せたスイムベイトやスピナーベイトで手早く誘ったり、水の流れを利用してビッグベイトを流れのヨレでアピールするのも効果的です。
流れの変化や地形変化をワームで丁寧に誘うのもおすすめです。
まとめ
カレントは濁流や汚水なども含まれます、勿論濁流や汚水はブラックバスが嫌うので避けましょう。
また、水温が低い時期に雪解け水などの、水温より低い温度の水が流れ込む場合も避けた方が無難です。
カレントを嫌う場合は流れを遮れる障害物に隠れていたり、カレントから離れたりするので、状況によって対応して下さい。