いろいろな種類のルアーがあると、状況に応じてルアーを使い分ける事が出来ますが、おかっぱりで車から離れているような釣り場だと、沢山の荷物や重い荷物を持ち運ぶのは大変です。
季節、天候などの条件で勿論有効なルアーはかわってきますが、特殊な状況ではない場合を想定し、初場所のおかっぱりで最低限持っていた方が良い、最小限のルアーセレクトの一例をご紹介させて頂きます。
・初場所のおかっぱりに最低限もっていくルアー。
バス釣りのおかっぱりで最低限持っていく最小限のルアーセレクトとは
初場所のおかっぱりで、最低限持っていく最小限のルアーセレクトを考えるのに重要なポイントは、
・根掛かりに強いルアー
・遠投ができて広範囲に誘えるルアー
・ナチュラルに誘えるルアー
の3点だと思います。
・根掛かりに強いルアー
根掛かりはボートの釣りであればそこまで気になりませんが、おかっぱりだと根掛かりにより、時間やルアーを失う可能性が高く、少ないポイントを荒らす為、致命的な問題になります。
・遠投ができて広範囲に誘えるルアー
足元にしか変化のないようなフィールドであれば、気にする必要はありませんが、沖の変化を狙う場合やウィードレイクなどでは、遠投ができ広範囲に探れるルアーがおすすめです。
・ナチュラルに誘えるルアー
おかっぱりだと釣りができるポイントが限られており、プレッシャーがかかりやすい事や、あと一歩で食わないバスを食わせるのに、ナチュラルに誘え喰わせる能力の高いルアーを持っておくとチャンスロスにつながります。
上記の事から、私がおすすめするルアーセレクトの一例は、スピナーベイト、バイブレーション、ワームです。
スピナーベイト
スピナーベイトは非常に高いアピール力を持ったルアーで、ブレードの回転による波動やフラッシング、ラバースカートの動き、音などでブラックバスを誘う事ができます。
また、ワイヤーがあることにより、根掛かりに強く広範囲を効率的に探れるので、おかっぱりのイチオシのルアーです。
通常の使用ではなくても構いませんが、飛距離を伸ばしたいときはトレーラーワームをつけると良いです。
商品の種類によってはトレーラーフックの着用がおすすめです。
バイブレーション(メタルバイブ)
風の影響を受けにくい形状で自重がある為、遠投性能が非常に高く向かい風や強風時でも重宝するルアーです。
風の影響で他のルアーが使いにくい時にも活躍します。
ただ巻くだけでも振動によりブラックバスに十分アピールする事ができます。
ボトム(底)まで沈めてしまうと、根掛かりし易いので注意が必要です。
ソフトルアー(ワーム)
ワームはハードルアーに比べナチュラルに誘う事ができ、食わせる能力が高いルアーです。
また、ワームの形状や素材、フック(針)シンカー(重り)によって遠投性能に優れた物やカバー周りで重宝する物等、様々な状況に対応し多彩な攻め方が出来ます。
おすすめは、ワームの中でもトップクラスの食わせ性能で、移動距離を抑え一点でネチネチと誘う事ができる「ストレートワーム」と、高い食わせ性能を活かし広範囲に探れる「シャッドテールワーム」です。
まとめ
どのルアーも一長一短があるので、必ず上記の組み合わせが正解ではないですが、初場所のおかっぱりで、個人的に持って行くと良いと思われるルアーを選びました。
もし、紹介させてもらった中から一つだけルアーを持っていくなら、高比重のシャッドテールワームが個人的にはおすすめです。